「K-1 WORLD GP」2.27(日)東京 約1年3カ月ぶりの復帰戦!KANA、アメリカ修行で闘争心も復活「まだまだ強くなる要素はある。私の時代はまだ終わりません」
都内・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、2月27日(日)東京体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」の[スーパーファイト/K-1女子フライ級/3分3R・延長1R]でRANと対戦するKANAが公開練習を行なった。
これが約1年3カ月ぶりの復帰戦となるKANAはシャドーボクシングを行なうと、続いて2分1Rのミット打ちを披露。鋭い当たりのパンチやキックを連発してみせた。KANAが最後に試合をしたのは2020年11月K-1福岡大会での壽美とのノンタイトル戦だった。この試合で思わぬ敗北を喫したKANAだが、試合後に怪我のため長期欠場。本来は今大会で壽美とリベンジ戦を兼ねたK-1女子フライ級タイトルマッチで復帰する予定だった。しかし、今度は壽美が負傷欠場。そのためRANとのスーパーファイトに変更されたという経緯がある。
「対戦相手変更が起こってしまうことは仕方がないことなんで」と語ったKANA。「壽美選手に関しては本当に安静にしてもらって、しっかり治してもらって、2人が万全の状態で戦えればいいかなって思ってて」と、対戦を焦る様子もない。
気持ちもしっかりと切り替え「(RANは)自分との対戦をよく引き受けてくれたなって思いますし、気持ちも凄く強い印象もある。自分もしっかりそこに向かって100%作り上げていきたいなと思いますね」と、現在はRANとの試合に集中している。
「映像も一通り見させてもらって、みんなRAN選手のペースに引きずり込まれてっていうか、独特な空気感があると思うんで、その空気を試合で出すっていうのはRAN選手の一つの武器でもあると思うので、しっかりそこも対策して、対応していきたいなと思います」と、復帰戦に向けて着々と準備を進めているようだ。
欠場している期間は2度に亘って渡米。アメリカで走り込みやスパーリングを行なってきた。前回の壽美戦が終わった数日後には手術をしたというKANAだが、すぐにジムに来て体を動かすようにしていたという。だが、「体はずっと動いていたんですけど、心の状態が戻らなかったというか、体は動いても気持ちがなかなか動かない期間が長く続いたんで、そこと戦っていましたね」と、闘争心や試合をしたいという気持ちにならなかったという。
「試合をやりたいなって全然思わなかったし、なんか無な感じだったですね。感覚的に初めてだったんで分かんなかったんですけど、本当このまま辞めるのかなって思ったし、でも別に無理やり奮い立たせるわけでもなかったしっていう感じですかね」と、メンタルの面で試合への意欲が湧かなかった。
だが、アメリカでのトレーニングを積むうちにその気持ちも蘇ってきた。「スパーリングとかをしてそういう気持ちが蘇ってきたっていうのもありますし、これがきっかけというのはなくて、自然とそれは戻ってきましたね」とKANA。
現地ではONEでKANAと同じ階級のジャネット・トッドやGLORYのティファニー・ヴァン・スーストらといった実力者たちとスパーリングを重ねることで「まだ全然行けるな、やっぱ通用するっていうのがあって、そこで掴んだ自信がありますね」と、自然と闘争心を呼び起こされたようだ。
「自分も負けたまま終わっているんでベルトを懸けて再戦して、しっかり勝って、自分はもっと世界に出ていきたいなって思いますね」と、今回流れた壽美とのタイトルマッチも頭にはある。しかし「今は2月の試合以降のことは全く考えてなくて、ここで負けてしまったら、それこそ先は何もないと思うので、本当にRAN選手のことしか考えてないですね。壽美選手のことは一切考えずに2月だけに集中していますね」と、一旦その気持ちは封印して復帰戦に集中している。
「本当に試合に向けて1日1日強くなって、リングで強くなって帰ってきたなっていうのをしっかりその日に見せようかなと思っています」と、K-1女子の第一人者の華麗な復活を、リングの上で勝利という結果でアピールする。