「K'FESTA.3」3.22(日)さいたま 城戸康裕、魔裟斗以来の快挙を成し遂げる!「スーパー・ウェルター級は高貴でレベルが高い階級。その階級でK-1王者になることには特別な想いがあります」
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K'FESTA.3~」の[K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(3)]でミラン・ペイルスと対戦する城戸康裕のインタビューを公開!
──まず直近2試合、スーパー・ウェルター級に階級を戻しての試合は2連続KO勝利です。
「やっぱりスーパー・ウェルター級(70kg)は全然動きやすいですね。自分はプロデビューした20歳の頃からずっと70kgでやってきたんで、やっぱり70kgはやりやすいです」
──そして城戸選手待望の王座決定トーナメントが決まりました。正式決定を聞いた時はどんな心境でしたか?
「決まったな!って感じですかね。3月『K'FESTA.3』というタイミングはすげえ良いなって思いました」
──第2代王座決定トーナメントでは決勝でチンギス・アラゾフに敗れて、あと一歩のところでベルトを逃しました。今、城戸選手はベルトに対して、どんな想いがありますか?
「いや~、やっぱり欲しいっすね。K-1のベルトはずっと欲しい欲しいと言ってきたものなんで」
──ちょうど1年前の「K'FESTA.2」でもウェルター級で久保優太選手の持つベルトに挑んで、延長判定で敗れています。城戸選手のものすごく悔しがっている表情がすごく印象的でした。
「あの時は(ベストウエイトじゃない)ウェルター級だったから、そんなに気にしてなくて。逆に2年半前の第2代王座決定トーナメントの時は結構悔しかったかな。悔しいというかもったいなかったな…という気持ちでしたね。今回もアラゾフみたいなやべえ強いヤツもいるわけだし、そう簡単にはベルトまで行かせてくれないっすね(苦笑)」
──今回のトーナメントはブラジル人として参戦する木村"フィリップ"ミノルをのぞく外国人3選手はすべて初参戦になります。城戸選手もずっとスーパー・ウェルター級で戦ってきて、この階級の外国人選手は知名度がなくても強いということを感じてきたのではないですか?
「日本では知られてない選手でも全員強いですよ(苦笑)。記者会見でも言いましたけど、和島(大海)くんの対戦相手のニコラス・ラーセンなんかめちゃくちゃ強いっすよ。だからどんな組み合わせになってもトーナメントを楽に勝ち上がるなんてことは考えてないんで。いつもトーナメントが終わった後、1カ月ぐらいはどこかしら痛い痛いってずっと言ってるわけで。まあそこはしょうがないっすよね」
──スーパー・ウェルター級でこれだけトーナメントに出場しているのは城戸選手しかいないでしょうね。
「トーナメントというか戦績的にそうじゃないですかね。みんな海外の選手が50戦~60戦やってるのを見て、海外の選手は試合数が多いなって言ってますけど、僕73戦やってますからね。アマチュアの戦績まで入れたら110戦ぐらいやってるんで」
──それだけキャリアを重ねてきて、という話を聞くと、今回のトーナメントに期するものがあるのでは?と思うのですが。
「もちろんこういうチャンスをモノにしてベルトを獲るぞって気持ちはありますよ。でも…(少し考えて)…準決勝ぐらいで負けておいて、トーナメントで優勝したチャンピオンの初防衛戦で挑戦するっていうのもいいですよね。決勝で負けちゃうと、チャンピオンに負けたことになるからしばらく挑戦出来ないじゃないですか(笑)?」
──そこは全力で優勝を目指してください(笑)!とはいえ城戸選手はK-1MAX時代からK-1のベルトを目指して戦ってきて、現体制のK-1がスタートしてベルトを目指している選手とは“K-1王者”というものに対する思い入れも違うと思います。
「本当にそれはありますよね。70kgでK-1の世界タイトルを獲ったのって、2008年の魔裟斗さんが最後なんですよ。もしここで僕がチャンピオンになったら、魔裟斗さん以来の日本人チャンピオンになるんです。やっぱりそれって凄いことじゃないですか。K-1の70kg=日本人では魔裟斗さんしかチャンピオンになれなかった階級と考えると、それだけ高貴な階級でレベルが高い階級だと思いますよね」
──それこそスーパー・ウェルター級でK-1のベルトを獲れば歴史にも名を刻めるし、城戸選手が求める笑いももっと取れるでしょうね。
「そのために頑張ってるんで(笑)」
──記者会見でのコメントやファンのみなさんの反応を見ていると、決勝で木村vs城戸を望む声が多いように感じます。城戸選手自身はいかがでしょうか?
「まさに僕もそうしたいなと思ってます。僕とミノルくんの試合を決勝でやらないことには、盛り上がらないだろうなって思ってるんですよね。決勝でミノルくんと他の選手がやっても面白くないでしょう。ここは木村“フィリップ”ミノルvs城戸康裕ですよ!」
──それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか?
「試合も頑張りますし、今回も煽り映像も上手いことに撮ります(笑)。今回はワンデート―ナメントで1日3試合だから、決勝までいくことを考えて3試合分の煽り映像を用意しておこうかな。3部作のストーリー仕立てになって、僕が優勝して完結、みたいな。まあ…いつも通り頑張ります(笑)」