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　8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN～日本vs世界・5対5＆スペシャル・スーパーファイトin大阪～」の[スペシャル・スーパーファイトin大阪/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で大岩龍矢と対戦する皇治が淡路島で合宿を行った。

　2大会連続で大阪大会のメインイベンターを務める皇治。対戦相手の大岩龍矢はアメリカでスタミナ強化を中心とした合宿を行っているが、皇治は淡路島で走り込み合宿を行った。過去にも淡路島で合宿を行ってきた皇治だが走り込みだけの合宿は今回が初。土居進トレーナー指導のもと「一週間で1000本走る」ことをテーマにひたすら走り込みを続けてきたという。

「走り込み合宿は今回が初めてなんですけど、魔裟斗さんも現役時代にやっていたし、今よりもさらに上に行くためには、今までやったことがない練習をやらなきゃいけないと思って走り込み合宿を行いました。（どのくらい走った？）今回は一週間で1000本走ることがテーマで、朝ロードワークして、飯食って、走って、休んで、走って……なんの選手か分からんくらい走りましたよ（笑）」

　走り込みのメニューについては「土居さんに考えてもらったんですけど、格闘技の選手は800mとか中距離を走ってスタミナを強化することが多いんですね。でも今回は短距離もたくさん走りました」と皇治。スタミナだけでなくスピード・瞬発力の強化にも着手した。

　合宿が終わり、ジムワークとスパーリングを再開すると「むちゃくちゃ足が動くし、ステップも速くなったんですよ。こんなに足が動くんやって感じで、間違いなく瞬発力もスピードも上がっていますね」と合宿の手応えを感じている。

　改めて大岩との対戦について聞くと、皇治は「申し訳ないけど首輪をつけられたワンちゃんに対しては何もない。そこに関して思うことはゼロ」と断言。「俺は大阪大会を背負うつもりでメインイベントのリングに立つし、勝負する相手はワンちゃんじゃなくてお客さん。もう自分はそこを意識して試合をしなきゃいけない選手だと思っています」と覚悟の大きさを口にする。

　さらに皇治は「自分は試合前に一丁前を言うけど、それで終わっていたら意味がない。試合前も盛り上げるし、試合でも盛り上げる。今の俺の位置では両方が必要やと思っているし、今のK-1で両方盛り上げられるのは俺しかおらんと思っています。だから俺は強くなることにも必死ですよ。試合まで必死こいて練習して最高のパフォーマンスを見せます」と一ファイターとしても進化した姿を見せると語った。