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11月4日（日）東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ～第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント～」11.3さいたま大会の一夜明け会見が行われた。

　3月の「K'FESTA.1」以来のK-1参戦で“北欧のムエタイ女王”ヨセフィン・ノットソンと対戦したKANA。ノットソンの蹴り技とスイッチワークに苦しむも、3Rにアクシデント的ではあったが左ボディからパンチをまとめてスタンディングダウンを奪って判定勝利した。

　一夜明け会見にKANAは右腕を吊った状態で出席。KANA曰く「おそらく筋断裂だと思うんですけど、2Rの途中から右腕に力が入らなくなった。昨日も痛み止めを飲まないとずっと痛かった」状況だという。ノットソンは試合後のバックステージで「途中で背を向けた時はブラトップ（コスチューム）が外れて手が上げられなくなった状態で、それをアピールしてレフェリーが止めてくれたように思っていたら、ダウンカウントが始まってしまった」とダウンはダメージではなくアクシデントによるものだと主張している。

　このダウンシーンについてKANAは「実際ボディも効いてたかなと思います。あそこでまとめてスタンディングダウンになりましたけど、ダウンにならなくてもしっかり自分の試合が出来たと思うんで、結果は同じ」と仮にダウンにならなくても自分が勝利していたと断言。再戦を希望するノットソンに対しては「すぐに再戦というのはないと思いますけど、何回やっても勝てると思うんでやっても良いかなとは思います」と返答した。

　またKANA自身が熱望する女子世界トーナメントについては「ノットソン選手も世界トーナメントに出たいと言ってくれてましたし、世界からどんどんK-1の舞台に出たいという女子の選手が増えてきていると思います。日本は自分1人でも全然良いと思うんで、しっかり盛り上げて来年には絶対実現させたい」と2019年の開催実現をアピールした。

KANA
「昨日はけっこう厳しい試合になったんですけど、ノットソン選手は今まで戦った外国人選手の中でトータル的に一番強かったです。判定でしたけど、そういう強い選手にしっかり勝ちを収められて良かったと思います。（吊っている右腕の怪我の状況は？）MRIとかは明日撮りに行くんですけど、多分筋断裂です。2R途中ぐらいから力が入らなくなって、昨日も痛み止めを飲まないとずっと痛い状況でした。でも骨じゃないと思うんで、すぐに治ると思います。

（ノットソンはダウンシーンはアクシデントだと抗議しているが？）実際ボディも効いてたかなと思います。あそこでまとめてスタンディングダウンになりましたけど、ダウンにならなくてもしっかり自分の試合が出来たと思うんで、結果は同じかなと思います。（ノットソンはKANA選手の方から再戦を申し入れて欲しいと発言しているが？）本当に強い選手だったんで。すぐに再戦というのはないと思いますけど、何回やっても勝てると思うんでやっても良いかなとは思います。

（右手を怪我して色々と不便では？）めっちゃ不便です（苦笑）。全部左手なんで、これを機にサウスポーを取得しようかなと思います。（しばらくは練習できないと思うが？）右手を使えないのは左を強化するチャンスだと思って、（ノットソンの）前蹴りでけっこう手こずったんで、明日から前蹴りとか左足の練習をしようかなと思います。

　イギリスから帰ってきてからも実践を多くしてきたんで、これからも引き続き実践練習を増やしていきたいなと思います。気持ちの面だけじゃなく、技術面でもアップしていかないと、これからどんどん強い外国人選手と当たると思うので。それに負けないぐらいのスピードで成長していかないといけないなと思います。

（トーナメント実現への手応えは？）来年中には絶対にやりたいです。昨日の試合内容ではどうかな？と思う部分もあるんですけど、しっかりここから練習します。昨日のノットソン選手も世界トーナメントに出たいと言ってくれてましたし、世界からどんどんK-1の舞台に出たいという女子の選手が増えてきていると思います。日本は自分1人でも全然良いと思うんで、しっかり盛り上げて来年には絶対実現させたいなと考えてます」