K-1(キックボクシング)の効果②
K-1(キックボクシング)①の続き
⑤ 下半身の強化
K-1(キックボクシング)はその名前が示す通り、キックを主体としながらも強烈なパンチを含めた打撃を行っていく格闘技。
そのため、K-1(キックボクシング)はキックやフットワークは大きな役割を担っています。
キックの放ち方を練習することで、自ずと下半身の筋肉・筋力アップにとても高い効果が発揮され、また、K-1(キックボクシング)のフットワーク練習をこなすことでも、キックで使う筋肉とは違った筋肉が強化されていくことになります。
特に下半身の筋肉は、人体でも最も大きな体積を占めるため、基礎代謝を効果的にアップさせ、体脂肪を燃焼させて体を引き締めやすい体を手に入れることが可能になります。
⑥ バランス良い全身運動
K-1(キックボクシング)の軸は下半身の動きになるものの、もちろん上半身も使っていくため、トレーニングの中では、とにかく全身の筋肉を使っていくことになります。
特に実戦の中では、左右・上下とバランス良く、それぞれの動作に関わる筋肉を使っていくことになる。
その結果、全身の筋力をバランス良く高めながら、体全体の筋肉の強化から引き締めまでを行っていくことが可能。
男性だけでなく、スリムでバランスの取れた美しい体を手に入れたいという女性にとっても、嬉しい効果があるかと思います。
また、全身の筋力がバランス良く鍛えられたことで、他のスポーツだけでなく、「日常生活においても体を動かしやすくなった」なんてことにも気がつくようになると思います。
⑦ 体幹強化
「体幹」というと人によっては
お腹周りの筋肉
又はインナーマッスル
のことであると勘違いしていることが良くありますが、体幹とは四肢を除く胴体にある、インナーマッスルもアウターマッスルも含めた全ての筋肉。
K-1(キックボクシング)のトレーニングは、この体幹の筋肉を強化する効果が非常に高いと言えます。
例えば、パンチやキックを繰り出す動作、身を守る為にガードする動作、他にもクリンチや通常のフットワークだけであっても体幹強化に繋がるため、非常に高い効果を持った体幹トレーニングであると言えるのです。
⑧ 股関節の柔軟性
すぐにというわけにはいきませんが、K-1(キックボクシング)で練習するキックや膝の使い方をトレーニングし続けることで、股関節の柔軟性が高まっていきます。
股関節は安定した直立姿勢や歩行動作にも大切な部位で、この部位が固かったり、可動性が低かったりすることで、思わぬ怪我に繋がってしまったり痛みが生じてしまったりします。
普段の美しい動作の基礎を作り、これから先に起こってしまうかもしれない怪我を予防するためにも、K-1(キックボクシング)のトレーニングを楽しみながら股関節を柔らかくしていけると良さそうです。
⑨ ストレスの緩和
多くの人は日々かなりのストレスを感じているはず。
このストレスのはけ口を持つことで、気分がよくなり、精神面、肉体面でも大きな効果が生まれます。
仕事にイライラしたり、請求書に追われたりしている時は、何かを殴ったり蹴ったりするだけでも気分がスッキリしますよ。
K-1(キックボクシング)はテンポが速く、トレーニング中は悩み事なんて考えているヒマなんてなくなります。
その瞬間の自分にだけ意識を集中させながら、サンドバッグやミットをパンチしたりキックしたりすると、ストレス解消に効果大。
トレーニング後には、気分もスッキリとして、ストレスなんか無くなってしまいますよ。
多くあるK-1(キックボクシング)の効果やメリットの中でも、これが一番のメリットかもしれません。
次回はヨガの効果・効能について記載致します。
お楽しみに